YouTubeで、総再生数1,000万回突破!! HIKAKIN & SEIKIN 『YouTubeテーマソング』が待望のリリース!! プロデュースは、まさかのTeddyLoid!?【前編】
2015/08/14
8月14日(金)に配信スタートした『HIKAKIN & SEIKIN』シングル『YouTubeテーマソング』のリリースを記念し、今や名実ともに日本No.1のYouTuberであるHIKAKINさん、その実兄でありマルチミュージッククリエイターのSEIKINさんにTuneCore Japanが独占インタビュー!
今回のリリース作品『YouTubeテーマソング』にスポットライトを当て、YouTuberとして音楽作品のリリースに至ったキッカケや、今回プロデュースを務めているTeddyLoidさんとの楽曲制作エピソード、制作秘話などを伺いました。
HIKAKIN
日本最高峰のYouTuber。YouTubeにてHIKAKIN、HikakinTV、HikakinGames、HikakinBlogと4つのチャンネルを運営し、動画の総アクセス数は22億回を突破、チャンネル登録者数は計585万人以上、月間アクセスは1億回を超える。(2015年8月現在)ビートボックスにおいては、ポップからゲームミュージックに至るまで様々なジャンルを口だけで再現するそのスキルは世界中から絶賛され、数多くの人を魅了している。2013年にはエアロスミスのツアーに参加。シンガポール、大阪で共演し世界中にその名を轟かせた。
・HikakinTV:https://www.youtube.com/user/HikakinTV
・HIKAKIN:https://www.youtube.com/user/HIKAKIN
・HikakinGames:https://www.youtube.com/user/HikakinGames
・HikakinBlog:https://www.youtube.com/user/HikakinBlog
・Twitter:https://twitter.com/hikakin
SEIKIN
SeikinTV、SeikinGamesを運営するYouTuber。HIKAKIN(ヒカキン)の2歳上の実の兄。YouTubeのチャンネル登録者数は合計165万人以上(※2015年8月現在)。歌、料理&お菓子作り、面白商品の紹介、ゲーム実況などジャンルにとらわれない幅広い内容の動画が人気。また、HikakinTVオープニング曲などの作詞作曲を手掛け、ボーカルも担当しており、2015年3月には国民的ミュージシャン「コブクロ」と共演するなど、様々なミュージシャンと共演しさらに活動の幅を広げ注目を集めています。
・SeikinTV:https://www.youtube.com/user/SeikinTV
・SeikinGames:https://www.youtube.com/user/SeikinGames
・Twitter:https://twitter.com/SeikinTV
ーー「YouTube テーマソング」聴かせて頂きました!すごく良かったです。
HIKAKIN:うれしい!!
SEIKIN:ありがとうございます。
<YouTubeテーマソング>
ーーまず驚いたのが、今回の楽曲、あの「TeddyLoid」さんプロデュースなんですよね?
HIKAKIN:はい。そうなんです。
TeddyLoid
日本の音楽プロデューサー/DJ。1989年8月23日生まれ、静岡県浜松市出身。幼少期よりDTMや音楽制作を開始し、18歳の時にMIYAVIのメインDJとしてワールド・ツアーに同行。その後、m-floの☆Taku Takahashiとアニメ作品のサントラ制作、柴咲コウらとのユニット“galaxias!”でアルバム発表、スクラッチDJとして大型フェスへの参加など多岐にわたり活動。
初音ミク、ももいろクローバーZ作品でも話題に。クラブ・ミュージックやJ-POP、サブカルチャーのシーンを自在に行き来する存在として注目を集めている。
ーーこれはどういった経緯でプロデュースをお願いすることになったんですか?
<HIKAKINさん>
HIKAKIN:僕、彼(TeddyLoid)とは同い歳でして。僕は元々Beatboxしたくて東京に来たんですけど、実は彼もそのとき「Teddy」という名前でBeatboxをやっていたんですよね。
ーーえ!そうだったんですか?
HIKAKIN:うん、恐らく2008年か2009年ぐらいかな?曲をつくっている人というよりも、楽曲制作も出来るBeatboxerという感じで。それで、池袋で行われた日本初のBeatbox Battle(Beatboxスキルを競い合う大会)に出てたんですよ。
こっちは上京したての駆け出しBeatboxerなのに、彼は(同い歳で)もうすでにバトルに出ていて。しかも、トップ16位ぐらいに入っていて。「うわぁ、すごい人だなあ!」と思って話かけたのが、最初の出会いでしたね。
ーーその大会から交流が始まったのでしょうか?
HIKAKIN:はい。とはいっても、実は上京する前、高校生のときにインターネット上で出会っていて。当時「レッツアカペラ」という滅茶苦茶マニアックなネット掲示板があって。
SEIKIN:あったねぇ!あった、あった!(笑)
HIKAKIN:もう当時、YouTube以外にBeatboxを投稿できる場所って、そこぐらいしかなかったんですよ(笑)。今はもう、ほとんど見れない状態なんですけども。
顔は見えないけれど、ニックネームとアップロードしたBeatboxの音源でお互いを認識できるみたいなコミュニティがそこにあって。それで、お互いをなんとなく知っていて。上京してようやく直接会えたって感じでしたね。
ーーそんなエピソードが。
HIKAKIN:はい。当時、彼が音楽プロデューサーの道に進むなんてまったく思ってなかったです。それから2〜3年前、彼が音楽プロデューサーとして大活躍をしていた時期に、僕もちょうどYouTuberとしての自分を確立できていて。
そのときに「音源をリリースするってどうしたらいいのかな?」と相談して、彼の方でも「じゃあ、(音源)つくってみる?」と言ってくれたのが、今回のプロデュースのはじまりですね。
ーーなるほど。オンライン掲示板でお互いを知っていたときから数えると、もう7年以上の付き合いになるんですね。
HIKAKIN:そうですね。結構、長い間友達です。
ーー今回、TeddyLoidさんとの制作では、HIKAKINさんとSEIKINさんからのオーダーも多かったですか?
SEIKIN:猛烈に多かったですね。
<SEIKINさん>
HIKAKIN:うん、滅茶苦茶に多かった(笑)。
SEIKIN:Teddyくんの音楽キャリアの中でも、ものすっごくオーダーが多かったんじゃないかなって。「こいつらここまで言うの!?」とか思われてたりしてそう(笑)。
ーー制作時間は、やはり相当かけられたんですか?
HIKAKIN:相当かけましたね、うん。去年の夏からやってます(笑)。
SEIKIN:そうだよね!最初に作ろうってなったの、去年の7月ぐらいだもんね。最初のデモトラックをもらったのが、去年ぐらいか。
HIKAKIN:そうだね。それからもう、ずーっと制作(笑)。
ーー長い!!
HIKAKIN:いや、ぼくらもYouTuberとして毎日動画をとってアップロードしてってやってると、まったく時間がとれなくて。日々の動画制作などのスケジュールの合間をぬって、ようやく完成させました。
SEIKIN:そうそう。
HIKAKIN:なんとか今回の楽曲は夏に出したくて。だから、ここで出せないとこれからもずっと出せない!って思って、必死でやりましたね。
ーー元々は2012年に、SEIKINさんが1コーラスまでつくったデモ楽曲をHIKAKINさんに提供されていたんですよね?
HIKAKIN・SEIKIN:そうです、そうです。
HIKAKIN:それをYouTubeに「YouTubeテーマソング」として公開して。
<YouTube Theme Song: 2012年に公開>
ーーこのタイミングで、フル尺にして楽曲としてリリースしようと思った理由は何かあったんですか?
HIKAKIN:YouTubeに乗せた映像が、意外と好評だったってことですね。最初は超軽い気持ちでつくったのに、ものすごい再生回数いってしまって。
SEIKIN:今に至るまで、コメント増え続けてますからね。CD出さないんですか?とか。かといって、フリーダウンロードにしちゃうのもなあ、なんて思っていて。
HIKAKIN:その状態がしばらく続いていたら、ファンの方で勝手に音を抜いてくれて、「(楽曲を)給食の時間で流しました!」って連絡が来て(笑)。
SEIKIN:ああ、いたね〜!あと「ラーメン屋で流れてました!」って報告があって。
HIKAKIN:そうそう!「ラーメン屋で流れてるって、どんだけラーメン屋の店主さん、この曲好きなんだよ!ってか音抜いたのかよ!」とか思って。
ーー給食の時間に「ユーチューブー♪」って流れた(笑)。
HIKAKIN・SEIKIN:そうです、そうです。
SEIKIN:ラーメン屋で流れてるのもシュールですよね(笑)。でもそういうファンの声を聞くことで「意外と好評なんだな」ってことが分かった。
ーーそもそもYouTubeテーマソングを作ろうと思った経緯は?
SEIKIN:僕すごくラーメン好きなんですけど、よく行くラーメン屋のテーマソングとか勝手に作って、勝手にYouTubeにあげたりして(笑)。そしたら、店長さんがそれを見てくれてすごく喜んでくれたり。
HIKAKIN:そういうのをやっていく中で「これでYouTubeの歌つくってみたら面白いんじゃない?」って(SEIKINに)相談して。
SEIKIN:それで最初に作ったデモをこいつに渡したら「うーん、なんか違う」って言われましたけどね。
HIKAKIN:いや!あんときは、あまりにもラーメンソングの出来が良くて。。。(笑)
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