アーティスト情報
宇佐美敦博
パリ・エコールノルマル音楽院の室内楽科を修了。フルートを故永長次郎氏、寺本義明氏、P.レスゴルグ氏に、室内楽をC.ドゥビュシー女史に、リコーダーをM.ミルチベルグ氏に師事する。 デビュー後、音楽と現代美術のコラボレーション・コンサートなど、個性的な活動を展開。「水の演奏会」、無伴奏フルートリサイタル「ARIA×AIR」、リサイタル「Present」といった企画を立ち上げ、公演した。 パリからの帰国後は、フランス音楽のコンサートを多く手掛ける。「パリの音楽」「パリの室内楽」などのリサイタルは好評を博した。トリオ・コンサートでは、パリ管弦楽団のヴァイオリニストJ.P.ラクール氏との共演も果たしている。息女でピアニストの宇佐美文香とのデュオ・コンサートが成功をおさめたのを機に、デュオCDアルバム『フランス・フルート名曲集』をリリース。音楽誌に推薦盤として取り上げられ、「ヴィヴラートが少なめの、素直で、柔らかい自然な音色。(中略)ドビュッシーの幽玄と輝かしさ、シャミナードの、豊かな旋律性のなかの技巧性など、表現も豊かだ」と称賛された*。収録曲『小舟にて』は、NHK-FM「夜の停車駅・雪山の幻想」のエンディング曲のとして放送された。 (*音楽雑誌『音楽現代』2018/10月号)
ジャンル:クラシック
活動エリア:名古屋
プワソンルージュ音楽企画室