アーティスト情報
西村 朗大阪市に生まれる。東京芸術大学卒業。同大学院修了。西洋の現代作曲技法を学ぶ一方で、在学中よりアジアの伝統音楽、宗教、美学、宇宙観等に強い関心を抱き、そこから導いたヘテロフォニーなどのコンセプトにより、今日まで多数の作品を発表。日本音楽コンクール作曲部門第1位、エリザベート国際音楽コンクール作曲部門大賞、ルイジ・ダルッラピッコラ作曲賞、尾高賞、(5回)、中島健蔵音楽賞、京都音楽賞、日本現代芸術振興賞、エクソンモービル音楽賞、第3回別宮賞、第36回サントリー音楽賞、第47回毎日芸術賞等を受賞し、2013年紫綬褒章を授与される。2000年よりいずみシンフォニエッタ大阪の芸術監督を務める。2010年草津夏期国際フェステイヴァルの音楽監督に就任。2007年東京オペラシテイ『コンポジアム2007』のテーマ作曲家となり、武満徹作曲賞の審査員を務めた。ほか、NHK-FM『現代の音楽』NHK-E『N響アワー』の司会を務める。海外からは、ウルテイマ現代音楽祭、ノルマンデイ音楽祭、ワルシャワ現代音楽祭、ラジオフランス等から新作の委嘱。2019年2月には、新国立劇場、創作委嘱作品・世界初演『紫苑物語』がオペラ芸術監督の大野和士の指揮で上演され、大成功を収める。現在、東京音楽大学教授。
ジャンル:現代音楽活動エリア:東京 全世界
izabel