エーテル・クレスエンティア

エーテル・クレスエンティア

エーテルは、18000年前に魔界の月の城で生まれた、月の一族に属する魔族です。エーテルの父は月国王なので、エーテルは月の王女です。 　魔族の世界は争いが絶えません。 　エーテルは争いのない優しい世界を作るため、魔界で発言力と発信力をもつ、ミュージカルスターを目指しはじめました。もちろん、ミュージカル自体にも平和の大切さを伝える力があります。 　世間知らずで引っ込み思案なエーテルでしたが、勇気を振り絞り、一歩を踏み出そうとしました。 　幼い頃から習っていたバレエやダンスを更に頑張ったり、魔界音楽大学の声楽科に入り、歌の技術と表現を磨きました。 　しかしなかなか初めからスターになる、というのは難しいもの。そこでエーテルは人間界での留学プログラムに目を向けます。 人間界での人気は、魔界での知名度に直接コミットするからです。早速エーテルは人間界に留学し、自分と魂をリンクさせてくれる人間（香月美慧） と契約を交わしました。 　VTuberになって、おそるおそる画面の向こうに手をふってみるエーテル。 そこには優しい視聴者のお兄さまお姉さまが待っていたのでした。