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音楽サブスク時代、アーティストはSNSをどう活用する?
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はじめに

あなたのアーティスト活動における目標とはなんですか?

目標は活動フェーズによって変化するものでもありますが「少しでも多くの人に届けたい」「ファンとの繋がりを構築したい」 などは、目標のひとつとして挙げられるでしょう。

ファンを作り、根付かせ、拡大するためには、ファンとオンラインでの接点を持つこと、つまり、楽曲の配信リリースはもちろん、SNSを活用するのも大切になってきます。

「ワンマンSOLD!」のような実績を積み上げたり、自分がどんなアーティストかを明確に言語化したうえで、適切なタイミングでプレスリリースを出すのも効果的です。ただ、メディアには「100%取り上げられる」わけではないのが現実です。

だからこそ、コントロール可能なSNSの戦略を、目標達成のための手段として積極的に活用していきましょう。

YouTube、TikTok、Instagram、Xなど、多くのSNSがあるので、それぞれの特徴や活用例を紹介していきます。 


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自己分析と各SNSの特徴

自己分析

実際にSNSを活用する前に、現状を把握して目的とターゲットを整理する必要があるので、今一度考えてみましょう。

  1. 自分は今どのポジションにいるのか
    ※認知拡大が必要なのか、"ファン化"を促進するべきか?等
  2. ポジションを把握して目的を明確にした上で、誰(ターゲット)に発信するべきか?

目的とターゲットを整理したら、実際にSNSを活用したプロモーション・戦略に入っていきます。

前提として、プロモーションサイクルは下記の通り4つに分けられることを覚えておきましょう。

  1. 認知してもらう
  2. 興味を持ってもらう
  3. ハマってもらう
  4. おすすめしてもらう (拡散してもらう)

次のセクションでは、各SNSの特徴を捉えた上で、どのSNSどのプロモーションサイクルで活用するのが有効的かを解説していきます。

 

各SNSの特徴

自己分析ができたら、次はそれぞれのSNSの特徴を理解しましょう。

各SNSの特徴を踏まえ、どのプロモーションサイクルにどのSNSが有効かを整理すると...

  1. 認知してもらう: TikTok / YouTube Shorts
    最初の1~2秒で興味を惹きつけるような見せ方を工夫することにより、知らない状態から認知までたどり着くことが可能。
     
  2. 興味を持ってもらう: YouTube(長尺)
    楽曲に興味を持ったリスナーがよりディグるための受け皿として機能。
     
  3. ハマってもらう & おすすめしてもらう: Instagram / X(旧Twitter) / TikTok(*)
    既存ファンにとって、YouTube等でアップしたコンテンツからライブ情報まで、全ての情報キャッチアップができる場所であり、アーティスト本人の魅力を最も近くに感じる場所として機能

    拡散させる: TikTokは、"認知してもらう"以外にも、UGCコンテンツを量産(拡散)させるポテンシャルが非常に高いことを忘れずに。

もちろん、例外はありますが基本的な概念としてぜひ押さえておきましょう。

 

YouTubeの活用事例

TuneCore Japan によるアーティストラウンジ「SNSと連携させてファンを増やす〜初期段階のYouTube運用方法〜」(90分)のアーカイブ動画を YouTube で公開しています。

  • 各SNSの特徴とSNS戦略
  • YouTubeと各SNSを組み合わせた運用事例
  • 具体的な活動(コンテンツ)のプラン例

などを紹介しており、"SNSを活用したアーティスト活動の参考になること間違いなし級"ですので、ぜひご覧ください。

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