この記事を読むと...
- Spotifyにライブイベント情報を掲載する方法がわかる!
- Spotifyにライブイベント情報が同期される仕組みがわかる!
- Spotifyにライブイベント情報を掲載するメリットがわかる!
Spotifyのライブイベント情報とは?
Spotifyのアーティストページの”イベント”タブを開くと、そのアーティストのライブイベント情報が掲載されているのを見たことありませんか?
これ実は...
インディペンデントアーティストの皆さんでも載せれちゃうんです!
Spotify for Artists公式によると、様々な方法でライブイベント情報を掲載できるようですが具体的な方法は記載されていません。
そこで、本記事ではSpotifyへライブイベント情報を掲載するために必要なステップを紹介していきます。
尚、Spotify for Artists経由ではライブ情報を載せることができないので注意です!
※Spotify for Artistsをまだ登録していない人はこれを機会にチェックしてみてください。
Spotifyにライブイベント情報を掲載するメリット
具体的な掲載方法を紹介する前に...
まずは、Spotifyにライブイベント情報を掲載するメリットをお伝えさせていただきます。
ズバリそれは「チケット販売の導線が増える」ですが...ただ導線を増やせるだけじゃありません。
Spotifyは、"よく聴いているアーティストが近くでライブする時"にリスナーにライブイベント情報をメールで通知してくれるんです。
ストリーミングサービスからリスナーに直接ライブ情報が届くのは嬉しいですよね。
しかも、Spotifyでフォローされている必要はなく、アクティブなリスナーに送られるようなんです。
もちろんSNSで告知をすることも大切ですが、前述した通りSpotifyの仕組みによりパーソナライズされたライブ情報がリスナーに直接届くので、Spotifyで配信をしている&ライブを開催・ライブに参加する予定があるアーティストは積極的にライブ情報を掲載していきたいところです。
Spotifyへライブイベント情報を掲載する方法
では、実際にSpotifyへライブイベント情報を掲載する方法をご紹介していきたいと思います。
※随時更新・追加予定です。
e+(イープラス)
e+(イープラス)とは、国内最大級のチケット購入サイトですが、アーティストはチケット販売サイトとして利用することができ、更に本題であるSpotifyへのライブ情報掲載にも対応しています。
※国内唯一、Spotifyへのライブ情報掲載に対応しています。
イープラスとSpotifyがパートナーシップを締結
前提としてe+(イープラス)にアーティストページが存在していて、チケットが販売されていることが必須条件となるので、下記2つのパターンに分けて紹介します。
- e+(イープラス)にアーティストページが存在しておらず、自身でチケット販売する場合
- e+(イープラス)にアーティストページが存在していて、既にライブ情報が公開されている場合
e+(イープラス)にアーティストページが存在しておらず、自身でチケット販売する場合
下記ステップで登録していきましょう。
登録方法
- e+(イープラス)のWEBオープンシステムでチケットを登録・販売する
- e+(イープラス)のアーティストページが生成される
- e+(イープラス)とSpotifyのアーティストページを連携させる
先ほども触れましたが、e+(イープラス)経由でSpotifyにライブ情報を載せる場合は、e+(イープラス)にアーティストページが存在していることと、そのアーティストのチケットが販売されていることが前提となります。
WEBオープンシステムのページにも記載の通り、チケット販売するにあたりライトプラン・スタンダードプランの2つがありますが、どちらもSpotifyへのライブ情報掲載については対応しているようです。
チケットの販売については、どちらのプランにおいても有料となりますが、登録不要でWEBオープンシステムからシミュレーションすることもできるので、是非試してみてください。
e+(イープラス)にアーティストページが存在していて、既にチケットが販売されている場合
e+(イープラス)にてチケットが販売されたことのあるアーティストには、アーティストページが生成されます。
その上で、自身が参加するライブ情報が公開されている・チケットが販売されている場合は、Spotifyへライブ情報を掲載することが可能です。
まず、e+(イープラス)側でSpotifyのアーティストページと連携されているかを確認してください。
確認方法
- e+(イープラス)にて、アーティスト名で検索し、【人物・団体】のラベルがついている項目をクリックします。
- e+(イープラス)に存在するアーティストページの「関連ページ・サイト」情報にSpotifyのアーティストページが紐付いており、ライブ情報が公開されている場合に、Spotifyでe+(イープラス)のチケット情報が掲載されます。
- ステップ2の画像内赤枠の"Spotify"をクリックして、e+(イープラス)のアーティストページとSpotifyのアーティストページが正しく紐付けられていることを確認してください。
※正しく紐付けられていないとSpotifyにライブ情報が掲載されません...
既にe+(イープラス)にアーティストページが存在していて、チケットが販売されている場合は、無料でSpotifyにライブ情報を掲載することが可能なので、ご自身のアーティスト活動に積極活用していきましょう!
Spotifyのアーティストページが正しく紐付けられていない場合は?
- Spotifyのアーティストページが紐付いていない
- 誤ったSpotifyのアーティストページが紐付けされている
上記のように、e+(イープラス)のアーティストページとSpotifyのアーティストページの連携が正しく行われていない場合は、WEBオープンシステムにログイン後、お問合せフォームから修正リクエストを送ることができます。
お問い合わせの際は以下の項目を忘れずに共有してください。
- アーティスト名
- e+(イープラス)のアーティストページURL
- SpotifyのアーティストページURL
※回答まで2 ~ 3営業日ほど待ちましょう。
Bandsintown for Artists
Bandsintownとは、アーティストのライブ情報自体を検索することができるサービスです。アーティストページを覗いてみると、それぞれのチケット購入サイトへのリンクを見つけることができます。
アーティスト側はBandsintown for Artistsを利用することによって、自身のBandsintownのアーティストページにチケット購入サイトの導線を引くことができ、その情報を無料でSpotifyのアーティストページへ掲載することができます。
SpotifyがBandsintownと提携し、ライブ音楽ディスカバリーを促進
尚、Bandsintown自体はチケット販売サイトではなく、ライブ情報検索サービスであり、チケットの登録・販売は直接的に行なっていません。従ってSpotifyにライブ情報を掲載するためには、既にチケットが販売されている場合を除いて、別のサービスを利用してチケットを販売する必要があります。
チケット販売サービスについては、下記記事が参考になると思いますので一度確認してみてください。
【2024年更新版】チケット販売サービス全10社【手数料・特徴・機能】徹底比較
上記を踏まえて、Bandsintown for Artistsを利用したSpotifyへのライブイベント情報の掲載の流れを解説していきます。
登録方法
- Bandsintown for Artistsに登録
- Bandsintown for Artistsの”Profile”へ移動し、SpotifyのアーティストページURLを入力
- チケット販売サイトでチケットを販売
※既に販売されている場合はスキップ
- Bandsintown for Artistsの”Events”へ移動し、ライブ情報を入力
その後、"Tickets"にてチケットのURLを入力しライブ情報の登録を完了させる
- Spotifyにライブイベント情報が掲載される
※アーティスト情報によると、2 ~ 3日ほどでSpotifyにライブ情報が掲載されていたようです。
Bandsintown for Artistsでのライブイベント情報登録は、その他for Artists系のサービスへ登録する際と同じような感覚で抵抗なく作業が進められるかと思います。
まとめ
- インディペンデントアーティストでもSpotifyにライブイベント情報を掲載できる!
- Spotifyはアクティブなリスナーにライブイベント情報を自動で共有してくれる!
- e+(イープラス)やBandsintown for Artistsを利用することによってSpotifyにライブイベント情報を掲載できる!
現状、Spotifyにライブイベント情報掲載に関しての解説記事・解説動画も中々見つからないので、よかったら参考にしてみてください。