はじめに
大前提として、音楽活動に正解はありません。
そんな不安と隣り合わせの中、どう成長するか日々画策していると、つい目先の作業やタスクに追われてしまいます。
新しいアイディアや打ち手を考える上で改めて「アーティストとしての自分の魅力は何か?」「自身の楽曲の魅力は何か?」を言語化してみましょう。本記事では、それを言語化するための分析方法の一つを紹介します。
「分析する」の本質は「ファンを知り、自分を知る」
「SNSでどんな投稿をしたらいいか」
「どういう風にプレスリリースを書こうか」
「ファンが喜ぶ新しいライブの演出どうしようか」
全てはファンに向けたアクションですが、自身が思っている魅力とファンが魅力と感じていることにギャップがあると、精度の高いアクションに繋げにくくなります。「ファンから見た、あなたの魅力」を把握しましょう。
自身のライブやSNSを通して簡単にできる分析方法
「アンケートフォーム」はファンを知る最適な方法の一つです。
Google Form等の無料サービスで簡単に作ることができ、フォームのURLを印刷してライブ会場やSNS等で展開してみましょう。
フォーム作成する上でのポイント
5Wが埋まる形でフォームを作成してみましょう。
- What:何を(例:好きな曲は?)
- Who:どんな人が(例:あなたの性別、あなたの年齢等)
- When/Where:いつどこで知り(例:●●をどこで知りましたか?)
- Why:なぜ好きになったのか(例:●●のどこが好きですか?)
POINT
フォームを作成する際、「アンケート」という形でファンに展開しても、答えてくれる方は少ないかも知れません。その場合「ファンメッセージ」という形で展開してみましょう。
分析結果をどう活用するのか?
ファンから見たアーティストの魅力をプロモーション、コンテンツ制作、タイアップ探し、プレスリリース記載等多岐に渡り活用できます。
ファン分析と次のアクションに繋げる例
- Who:10代〜20代女性が多い
- When/Where:SNSで楽曲/アーティストを知ることが多い
- Why:女性の強さを体現している、元気がもらえる
分析結果の活用アイディア
強いメッセージのある曲の一部を歌詞をつけてショート動画にしSNSへアップするのと同時に、苦労のあった出来事をコメントで募集する。いくつかのコメントをピックアップして、それに対して答えるようなコンテンツをさらにSNSで展開。
是非、一度試してみましょう!