【第6回】事務所やレコード会社へのデモの送り方を教えて!『これが知りたかった!音楽制作の秘密100』
2015/12/12
by Takashi Watanabe
音楽制作に関わる皆さん必読の企画、今回が最終回です。
株式会社リットーミュージックさんとの共同企画で、全6回に渡って皆さんにご案内しておりました『これが知りたかった!音楽制作の秘密100』。
『これが知りたかった! 音楽制作の秘密100』
著: 島崎貴光 / 発行: 株式会社リットーミュージック
『これが知りたかった!音楽制作の秘密100』は、SMAP,A.B.C-Z,AKB48,SKE48,NMB48などへの楽曲提供&音楽プロデュース、数々のアニメ・ゲーム楽曲を手掛け、日本レコード大賞金賞の2作品同時受賞という経歴をもつ気鋭のクリエイター『島崎貴光』さんが、音楽づくりの極意をQ&A形式で答える音楽制作ノウハウ集です。
第5回では『音がこもっている・軽いと言われたときのチェックポイント』を学びました。最終回となる今回は、作曲、アレンジ、ミックス、マスタリングについて学習し、音楽制作者として次のステップへ歩を進めたいときに気になってくる『事務所やレコード会社へのデモの送り方』を見ていこうと思います。
送るデモの楽曲数には『適正値』がある!
本画像は著者および株式会社リットーミュージックより使用許可を得て掲載しています。
無断での転載/複製は固くお断りいたします。
1回のデモ提出は、15曲〜20曲を目安にまとめよう!
一時期は1回のデモ提出に60曲をつくり、CD-R4枚組にまとめて200以上の事務所やレコード会社に送っていた島崎さんが、実体験としてオススメするデモ提出のコツはを解説します楽曲を『15曲〜20曲を目安にまとめる』こと。
つまり、曲数とクオリティの両面でアピールできるバランスをとるのが望ましいのです。ややもすると『とにかくデモを聴いてもらいたい!』と焦ってものすごい量の楽曲を詰め込んでしまったり、『この曲さえ聴いてもらえれば大丈夫!』なんて自分のお気に入りの数曲だけを提出してしまったりしてしまいがちですが、ここにも『適正値』があるのですね。
いかがでしたか?
全6回に渡っての連載『これが知りたかった!音楽制作の秘密100』、いかがだったでしょうか?
音楽制作をはじめたばかりの方や、より良い制作方法にお悩みの方に、有意義な情報になれば幸いです。本連載を通じて、あるいは参考にして出来た楽曲がありましたら、いつでも楽曲配信をお待ちしています!
これからもまた別の機会に、こうした『楽曲制作にまつわるあれこれ』『音楽活動にまつわるあれこれ』を皆さんにお伝え出来ればと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
作曲/編曲/作詞からコンペ必勝法まで。現役プロが明かすQ&A形式ノウハウ集!!
島崎貴光 プロフィール
作曲家/作詞家/編曲家/サウンド・プロデューサー/ディレクター。株式会社スマイルカンパニーと専属作家契約を結び、J-POPシーンを中心にアニメ音楽やゲーム音楽など、幅広い分野で数多くの音楽制作を手掛ける。2006年「第48回日本レコード大賞」において、w-inds.「ブギウギ66」、中ノ森BAND「Fly High」の2作品で「レコード大賞金賞」を2作品同時受賞という快挙を成し遂げる。
2011年には第47回日本クラウンヒット賞においてSKE48「青空片想い」(作曲)が「シングルヒット賞」を受賞。同年の8月に発売されたSMAPの20周年ベスト・アルバム『SMAP AID』にて、「はじまりのうた」(作詞/作曲/編曲/サウンド・プロデュース)が、SMAP全楽曲を対象としたファン投票にて2位を獲得した。現在ランティスよりメジャー・デビューした女性ソロ・アーティスト「凛」のプロデュース&全楽曲提供も行っている。
◎MUSiC GARDEN:http://music-garden.co/
◎凛オフィシャルサイト:http://www.project-rin.com/
◎公式ウェブサイト:http://t-shimazaki.com/
2015年12月25日には新たな著書『作詞の勉強本』を上梓。着想の方法から、物語の作り方、表現力の磨き方、歌詞としてのまとめ方までを網羅。「目線と発想の拡大」を軸にした新手法の作詞本となっている。
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