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カブトムシ:藝大発、フジロック出場バンドが考える”インディペンデント”とは。
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「三島由紀夫って知ってる?」から始まったカブトムシ

東京藝術大学の同級生4人で結成したバンド”カブトムシ”は、2024年7月に開催された『Fuji Rock Festival'24』にて、若手アーティストの登竜門的存在である「ROOKIE A GO-GO」のステージへの出場を勝ち取った。

応募総数は約3500組。その中で選ばれたアーティストは15組。狭き門の中、自分たちの音楽スタイルを貫き、会場を盛り上げた”カブトムシ”にフォーカスする。

インディペンデントは「自由」で「発信力がある」

2021年、東京藝術大学在学中に『色即ラグーン』をリリースし本格的バンド活動をスタートする。 
彼らは作詞作曲含め楽曲制作の全行程を自分たちで行なっている”完全インディペンデントアーティスト”だ。  

カブトムシの作品は、決まった形態を取らずに作品ごとに様々な表現方法を試みながら常にリスナーを驚かせている。 

音楽活動を行うにあたり、インディペンデントはハンデに捉えられがちだ。

しかし、彼らがインディペンデントで活動を行うのは「自由」でなんでもできるからだという。だからこそ「発信力」があると語る。
「大きな力に吸収されない力」を感じながら、自分たちの楽曲が作り上げるパワー、そしてそれが広がり続ける面白さを楽しんでいるという。

初リリースからわずか3年で掴んだフジロックの舞台

TuneCore Japanは2022年から「ROOKIE A GO-GO」への応募の門扉となっている。

▼応募ページ ※現在応募は終了しています
https://www.tunecore.co.jp/member/wanted/fujirockfestival-rookieagogo-2024

常に新たな可能性を探る彼らは、このチャンスを見逃さずに応募。見事選出された。

約3500組の中から僅か15組のアーティストのみしか掴むことのできない舞台。

その舞台での演奏は「今までで一番うまくいった」と語る。自分たちもその演奏を存分に楽しみながら、MCも含め会場を沸かせた彼らは、有名アーティストたちの目に触れ、リスナーも増えたという。

「人を巻き込んでいく」セルフプロモーション

楽曲をリリースするにあたり外せないのがMV(ミュージックビデオ)。

リリースごとに新感覚なMVを公開しているカブトムシ。
MVは自分たちで制作するだけでなく、楽曲の世界観や意識を共有し理解し合えるクリエイターの仲間にも制作を依頼するなど、作品を完成させるにあたり追求を怠ることはない。

また、スタイリストに協力してもらいながら、SNS運用やグッズの販売を行うなど、ビジュアル面でも”カブトムシ”というイメージを作っているという。

4人で始まったカブトムシだが、「いろんな人を巻き込んでいく」ことでクリエイティブな作品づくりへの挑戦を続ける。
インディペンデントなアーティスト活動として、型にハマらずに様々なやり方を模索しつつ、実験的に且つ純粋に音楽を楽しんでいきたいと今後の意気込みを語った。

About カブトムシ

東京藝術大学出身の4人で結成された音楽制作チーム。アルティメット・フィクション・ラジオ「忘れないで未知子」の制作や、バンド編成での楽曲制作など。 それらの作品は、日本の情緒に揺らぎを与え続けている。 2022年には川本真琴のバックバンドに抜擢され、美しいアンサンブルを奏でた。
自主レーベル「忘未知RECORDS」を運営し、音楽制作における全行程を自分たちで行っている。

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCLJlyLeV6kUKQxfAh7oOjpA
Instagram: https://www.instagram.com/alotofbeetles
X: https://x.com/alotofbeetles
TuneCore Japan: https://www.tunecore.co.jp/artists/kabutomushi?lang=ja

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